2019年に日本で開催されたラグビーワールドカップは、アジア初開催という歴史的な意義を持つ大会でした。
日本各地で熱気に包まれた試合が繰り広げられ、ラグビーがこれまで以上に広い層に浸透する大きな契機となりました。
大会の特徴と展開
今回の大会は、20カ国が参加し、各地で48試合が行われました。
プールステージでは、日本代表が史上初めて全勝で突破し、開催国としての地位を大いに示しました。
特に、アイルランド戦での19-12の勝利、スコットランド戦での28-21の勝利は、多くの人々を熱狂させました。
この結果、日本代表は初のベスト8進出を果たし、世界にその実力を知らしめました。
また、強豪国のニュージーランド、南アフリカ、イングランドは安定した戦いを見せ、順当にトーナメントを勝ち上がる一方で、前評判の高かったフィジーやアルゼンチンはプール戦敗退など、ラグビーの競技レベルが全体的に向上していることが実感されました。
トーナメントのハイライト
イングランドは準決勝でニュージーランドと対戦し、緻密な戦術と力強いプレーで勝利を収め、決勝進出を果たしました。
決勝戦では南アフリカと対戦し、南アフリカが32-12で勝利。
キャプテンのシヤ・コリシは、黒人選手として初めて優勝チームを率い、その姿は多くの人々に感動を与えました。
大会の意義と影響
2019年大会は、日本での開催を通じてラグビーの新たなファン層を開拓することに成功しました。
試合会場やファンゾーンには多くの観客が集まり、ラグビーが地域社会に深く根付く様子が印象的に!
商業的にも大会は成功を収め、期間中の経済効果や観光産業の活性化は日本全体に好影響を与えました。
ラグビー ワールドカップ2019 日本大会 日本代表メンバー
2019年8月29日に発表された最終登録メンバー31名です。
注意)年齢は2019年9月20日(開幕戦)、Capsは2019年8月29日時点での数字です。
ラグビー 日本代表スタッフ
- ジェイミー・ジョセフ(ヘッドコーチ)
- トニー・ブラウン(アタックコーチ)
- スコット・ハンセン(DFコーチ)
- 長谷川 慎(スクラムコーチ)
FW
名前 | 所属チーム | 年齢 | サイズ | Caps |
---|---|---|---|---|
稲垣 啓太 | パナソニック | 29 | 186cm / 116kg | 28 |
木津 悠輔 | トヨタ自動車 | 23 | 178cm / 113kg | 3 |
具 智元 | ホンダ | 25 | 183cm / 122kg | 7 |
中島 イシレリ | 神戸製鋼 | 30 | 186cm / 120kg | 2 |
ヴァル アサエリ愛 | パナソニック | 30 | 187cm / 115kg | 8 |
北出 卓也 | サントリー | 27 | 180cm / 102kg | |
坂手 淳史 | パナソニック | 26 | 180cm / 104kg | 16 |
堀江 翔太 | パナソニック | 33 | 180cm / 104kg | 61 |
トンプソン ルーク | 近鉄 | 38 | 196cm / 110kg | 66 |
ヴィンピー・ファンデルヴァルト | NTTドコモ | 30 | 188cm / 106kg | 12 |
ヘル ウヴェ | ヤマハ | 29 | 193cm / 113kg | 13 |
ジェームス・ムーア | サニックス | 26 | 195cm / 102kg | 2 |
ツイ ヘンドリック | サントリー | 31 | 189cm / 108kg | 44 |
徳永 祥尭 | 東芝 | 27 | 185cm / 100kg | 11 |
リーチ マイケル | 東芝 | 30 | 190cm / 110kg | 62 |
ピーター・ラブスカフニ | クボタ | 30 | 189cm / 105kg | 2 |
姫野 和樹 | トヨタ自動車 | 25 | 187cm / 108kg | 12 |
アマナキ・レレイ・マフィ | NTTコム | 29 | 189cm / 112kg | 24 |
BK
名前 | 所属チーム | 年齢 | サイズ | Caps |
---|---|---|---|---|
茂野 海人 | トヨタ自動車 | 28 | 170cm / 75kg | 9 |
田中 史朗 | キヤノン | 34 | 166cm / 72kg | 70 |
流 大 | サントリー | 27 | 166cm / 71kg | 18 |
田村 優 | キヤノン | 30 | 181cm / 92kg | 57 |
松田 力也 | パナソニック | 25 | 181cm / 92kg | 19 |
福岡 堅樹 | パナソニック | 27 | 175cm / 83kg | 33 |
アタアタ・モエアキオラ | 神戸製鋼 | 23 | 185cm / 114kg | 3 |
レメキ ロマノ ラヴァ | ホンダ | 30 | 177cm / 92kg | 11 |
ウィリアム・トゥポウ | コカ・コーラ | 29 | 188cm / 101kg | 9 |
中村 亮土 | サントリー | 28 | 178cm / 92kg | 18 |
ラファエレ ティモシー | 神戸製鋼 | 28 | 186cm / 98kg | 17 |
松島 幸太朗 | サントリー | 26 | 178cm / 88kg | 33 |
山中 亮平 | 神戸製鋼 | 31 | 188cm / 95kg | 13 |
自国開催のため、バックアップメンバーの発表はありませんでした。
あまり好きな表現ではないのですが!
名前の「カタカナ」に注目してください。
外国籍選手は「・」が入っている。
帰化した選手は「・」が無く「漢字」が入っていたりします。
2019年日本大会は、スポーツの力が持つ可能性を世界に示した大会でした。
日本代表の歴史的な活躍と南アフリカの優勝は、多くの人々の心を動かし、ラグビーの新たな価値を示しました。
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