2024年5月にリーグワンが終了し、サントリーを退団した齋藤直人選手。
当時から、海外を視野に移籍先を探すと語っていたので、スーパーラグビー挑戦かと思われましたが、移籍先は世界最高峰のフランス「Top 14」、名門トゥールーズに!
トゥールーズといえば?
同じポジションには、世界最優秀選手を受賞したデュポンが在籍するチームです。
ですが、デュポンは既にパリ五輪(7人制ラグビー)への出場が決まっており、大会後の休養を含めるとおよそ2か月間チームを離れる見込み。

復帰は10月中旬と報道されていました。



クラムハーフの「2番手争い」をしていた選手たちは?
齋藤選手と同い年のポール グラウは、D2を含めると100caps以上を獲得している実力者。
もう一人、スタンドオフもカバーできる24歳のバティスト ジェルマンは、将来のフランス代表入りが期待されていた有望株でしたが、バイヨンヌに移籍しました。
他のスクラムハーフには、アカデミー出身の若手3人がスコッド入りしている現状を考えると、デュポンの離脱期間をカバーする即戦力として、齋藤選手と1年契約を結ぶ方針が報じられていました。
しかし、2025年3月時点では!
2025 – 26シーズンの契約延長リストには、「Naoto SAITO, 27 y/o」と記載されている!!



別の資料でも、契約期間が「2025 + 1」になっている!



本当なら嬉しいですね!
真実はいかに?
ファンはどう見た?トゥールーズ移籍の反応
海外のラグビーフォーラムに投稿されたコメントの一部をご紹介します。
これらは、2024年7月10日から約1週間の間に書き込まれた感想です。
歓迎派
- 世界最優秀選手の代役に獲得したのだから、魅力があるに違いない。
- 田中史朗がハイランダーズでアーロン スミスのバックアップを務めていたことを思い出させる。
- 母国の安定を捨てて挑戦するその姿勢は、実に頼もしい。
- 彼はハイテンポで足が速い、すぐに馴染むと思う。
- トゥールーズはデュポンにもっと休養時間を与えるつもりなのだろうか?
冷遇派
- チームのタイプではない、明らかに獲得ミスだ!プレマッチ限定の獲得だろうか?
- 日本代表で活躍しているらしいが、彼の事をまったく知らない。
- この契約は本当に議論の余地がある。
- すぐに馴染めるとは思わないし、言葉だけでなくフランス文化を学ぶには準備不足だ。
- グラウが先発するのであれば、彼をベンチに入れる必要はない。
- 彼は試合に出られるだろうか?
豪華すぎるトゥールーズのメンバー
代表キャップを持ち、日本でも有名な主力メンバーを紹介します。
ブルーズやチーフスで知られるネポ ラウララ、日本ではヤマハ発動機でプレーしたリッチー アーノルド、W杯フランス大会で日本相手にトライを奪ったサンティアゴ チョコバレス。
さらに、イタリアのスター選手アンジュ カプオッツォ、スコットランド代表のブレア キングホーン、そして現在のフランス代表を牽引するロマン ヌタマックやトマ ラモスまで!



代表ではフルバックでプレーしている選手が4人も在籍!
キングホーン(SCO)
カプオッツォ(ITA)
クルス マリヤ(ARG)
トマ ラモス(FRA)



ベルギー代表のマティアス・ルミュ(22歳)も、ラモスと同じタイプですよね!
The Stade Toulousain rugby team for 2024/2025
- シリル・バイユ(Cyril Baille)57caps
- デイビッド・アイヌウ(David Ainu’u)アメリカ 21caps
- ドリアン・アルデゲリ(Dorian Aldegheri)22caps
- ネポ・ラウララ(Nepo Laulala)ニュージーランド 51caps
- ジュリアン・マルシャン(Julien Marchand)45caps
- ペアト・モバカ(Péato Mauvaka)42caps
- リッチー・アーノルド(Richie Arnold)オーストラリア 9caps
- ティボー・フラマン(Thibaud Flament)32caps
- アンソニー・ジェロンチ(Anthony Jelonch)33caps
- フランソワ・クロ(François Cros)39caps
- ジャック・ウィリス(Jack Willis)イングランド 15caps
- ロマン・ヌタマック(Romain Ntamack)41caps
- アントワーヌ・デュポン(Antoine Dupont)59caps
- サンティアゴ・チョコバレス(Santiago Chocobares)アルゼンチン 27caps
- アンジュ・カプオッツォ(Ange Capuozzo)イタリア 28caps
- ブレア・キングホーン(Blair Kinghorn)スコットランド 63caps
- フアン・クルス・マリヤ(Juan Cruz Mallía)アルゼンチン 43caps
- トマ・ラモス(Thomas Ramos)47caps
フランス現地メディアによる齋藤直人の評価
契約発表の翌日には、フランスのスポーツサイトで早くも獲得に対する評価が掲載されていました。
1. 欠員を埋める重要な補強
齋藤直人の加入は、ジェルマンの移籍とデュポンの代表招集による不在をカバーする狙いがある。
アジアの選手はシックス・ネーションズの影響を受けず、出場可能な点も評価されている。
2. 豊富な国際経験
サンウルブズや東京サンゴリアスでの実績に加え、日本代表として20キャップ以上を持つ。
2023年W杯にも2試合に先発出場している。
3. 技術に優れた俊敏型スクラムハーフ
小柄ながらスピードとテクニックに優れ、視野も広い選手。
チームに新しいタイプの選手は、多様性をもたらす存在として期待されている。
デビュー戦の出場内容は?その後の起用状況
2024年9月8日、アウェーで開幕を迎えたヴァンヌ戦(後半61分)に出場。
ですが・・・
プレーに対する評価記事は見つかりませんでした。
デビュー戦以降も着実にキャップを積み上げ、先発出場も!
ただ、第6節でデュポンが復帰した試合では、わずか34分の出場で3トライを決める圧巻のパフォーマンスを見せ、齋藤選手との実力差をはっきりと印象づける形になりました。
その後の2試合も9番を着たデュポンは、80分フル出場するなど2連勝に貢献し、斎藤選手は出場機会を大きく失いました。
最後に、チーム公式サイトの紹介文と、デビュー戦から2025年3月23日までの出場記録をご覧ください。
齋藤直人選手のチームプロフィールと出場記録
Naoto SAITO 27 years, Scrum-half
日本の大学を卒業後、2020年に東京サンウルブズでプロデビュー。
翌シーズンはサンゴリアスに移籍し、トップリーグ、そして日本選手権のリーグワンを戦った。
2022年には6トライを挙げ、チームの共同キャプテンに就任。
2021-2022年シーズン、スクラムハーフとして初めて日本代表の試合に出場し、その価値を証明した。
ジェイミー・ジョセフ監督によって2023年ワールドカップ・フランス大会のメンバーに選出され、日本代表はトゥールーズをベースキャンプ地とした。
齋藤直人は今年、シーズン終了までスタッド・トゥールーズの一員となる。
ラウンド | 対戦日 | 対戦相手 | No, | 出場時間 |
---|---|---|---|---|
R1 | 9月8日 | ヴァンヌ | 21 | 19 |
R2 | 9月15日 | ラ・ロシェル | 21 | 23 |
R3 | 9月21日 | モンペリエ | 9 | 59 |
R4 | 9月29日 | ボルドー | 21 | 33 |
R5 | 10月5日 | カストル | 20 | 27 |
R6 | 10月12日 | クレルモン | 9 | 53 |
R7 | 10月19日 | ポー | 20 | 13 |
R12 | 12月22日 | リヨン | 21 | 13 |
R13 | 12月29日 | パリ | 20 | 9 |
R15 | 1月25日 | モンペリエ | 20 | 10 |
R16 | 2月16日 | クレルモン | 21 | 11 |
R17 | 2月22日 | バイヨンヌ | 20 | 23 |
R18 | 3月1日 | ヴァンヌ | 21 | 27 |
R19 | 3月23日 | ボルドー | 9 | 80 |
R19の試合では、控えに19歳のアカデミー選手がメンバー入りしましたが、試合は序盤から相手にリードを許す展開となり、80分フル出場しました。
来シーズンもフランスでプレーすることを期待!
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