リーグワン2024年の新戦力とチーム戦力分析

リーグワン Leage One

ワールドカップ終了後のシーズンと言えば?

各国の代表選手がサバティカルを利用して、1年だけ日本に移籍する「不可解な恩恵」がありましたが・・・

 

今期発表された新戦力を見る限り、代表引退を宣言して日本で現役最後のプレーを望んだ選手が多そうですね!

また、昨年同様にイングランドリーグ(プレミアシップ)の不人気による経営難が加速し、大物選手の移籍はフランスと日本に集中したように感じます。

 

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リーグワン(ディビジョン1)新戦力とチーム分析

入れ替え戦で敗れたNECはディビジョン2に降格、代わってホンダが昇格しました。

開幕節:2023年12月09日(土)
最終節:2024年05月05日(日)

リーグ戦の上位4チームは決勝トーナメントに、下位の数チームが入れ替え戦に出場します。

 

クボタスピアーズ船橋・東京ベイ

昨シーズン成績:14勝1敗1分(得点636 失点340 得失点296 トライ84)

新戦力

ここ数年は戦力が整い過ぎて、大きな補強を行っていなかったクボタですが、マークスの離脱によりデイン コールズの獲得が発表されました!

コールズはワールドカップを最後に現役引退を宣言していたので、古巣ハリケーンズのファンは少し納得していないようですが・・・

フランカーに20歳のフリッツ タバナを獲得しました。

2023年にワラターズの育成トレーニングスコッドに選ばれた有望選手です。

オーストラリアでは196cmと紹介されていましたが、クボタでは身長201cm・体重116kgになっていました。

どちらにしても、大型3列に違いは無いですが・・・。

 

バックスでは現役ウェールズ代表のリアム ウィリアムズを獲得。

15番にはカテゴリAのファンデンヒーファーがいますが、ウイング(11番)や13番もカバーできるので楽しみです。

が!

同じバックスには木田や根塚だけでなくテアウパやプレトリアス、司令塔のフォーリーがいるのでベテラン日本人選手の居場所はあるのか心配。

 

国内移籍組ではロックにJD シカリング(神戸)、SHに大嶌 一平(三菱重工)を獲得しました。

 

ちなみに、マークスとクボタの契約は2025年5月末までなので、来シーズンもチームに残留しています。

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戦力分析

クボタにとっても、日本代表にとってもビッグニュースとなるであろう、オペティ  ヘルが「カテゴリA」選手となり日本人選手と同じ出場枠になりました。

恐らく、日本代表にも即選出されるでしょう。

外国出身選手の層が厚すぎて、下位チームは歯が立たないのでは?と心配なくらい今期も穴がなさそうです。

 

コベルコ神戸スティーラーズ

昨シーズン成績:5勝11敗(得点470 失点569 得失点-99 トライ66)

新戦力

復帰するブロディ レタリックの同僚で、スーパーラグビー59capのブリン ガットランドを獲得。

22年はスタンドオフとしてフル稼働しましたが、23年は控えに回ることが多く、11節(ハイランダーズ戦)で上腕二頭筋腱断裂を負い離脱しました。

秋の州代表で復帰し5試合(先発4 / 控え1)に出場し、完全復活をアピール。

父親であるウォーレン ガットランドはウェールズ代表の現役ヘッドコーチです。

ガットランド親子と言えば、ハイランダーズに所属していた2020年の開幕戦、後半78分に逆転ドロップゴールを決めて勝利したシーンがあります。

対戦相手チーフスのヘッドコーチが父ウォーレンでした。

 

そして、超大物!

ついに 、アーディ サべアが日本上陸!!

ニュージーランド代表81cap、スーパーラグビー128capを獲得し、両方でキャプテンも務めました。

1年ほど前はフランスに移籍の噂があっただけに、日本で見られるのは幸運ですね!

ちなみに、レタリックは代表88cap、スーパーラグビー93capです。

戦力分析

フォワードはレタリックとサベアの加入により、退団したクッツェーやシカリングの代わりを十分にカバーできると思うのですが、昨年あまり機能しなかったバックス陣に多少の不安が・・・。

今期も、リトルやラファエレの出場時間は少なそうです。

そして、バックマンの抜けた穴を誰が埋めるのでしょうか?

 

埼玉ワイルドナイツ

昨シーズン成績:15勝1敗(得点539 失点270 得失点269 トライ69)

新戦力

フォワードにオッキー バーナードを獲得。

チータース傘下のフリーテイストからシャークスに移籍してプロデビューした若干22歳の新人ですが、南アフリカ出身、2メートル・110kg。

日本で大化けする可能性ありですね!

ユナイテッドでの出場記録は、コナート戦の1試合(2分間)だけでしたが、カーリーカップ(国内)では7試合に先発し、決勝トーナメント出場(リーグ2位)に大きく貢献しています。

 

戦力分析

若干の高齢化が進むフォワード1列も、2列目以降にコーネルセン、ガンター、デヤハー、リアム ミッチェル、ボーシェーが構えていれば今年も死角なし?

バックスにはデアレンデとコロインベテ、ヴィンス アソの3人が残留しているので大きな補強は無く、ライリーと長田の代表コンビの出場時間が増えれば他のチームは相当脅威ではないでしょうか。

 

静岡ブルーレヴズ

昨シーズン成績:5勝9敗2分(得点404 失点403 得失点1 トライ55)

新戦力

昨季スーパーラグビーでデビューしたロックのジャック ライトを獲得。

プロ経験の少ない選手なので、静岡らしく長期育成するのでしょうか?

クィーンズランドのジャックライト選手とは別人です。

 

バックスでは、浦安(旧Nコム)からシルビアン マフーザが移籍してきました。

過去5年間を日本でプレーしていますが、はやりライオンズ時代に見た快足突破の印象が強いです。

クワッガ スミスとは、U20南ア代表とライオンズで一緒にプレーしています。

 

そして超一流のキャリアと実績を持つ、チャールズ ピウタウが日本にやって来ます!

トンガ出身ですが、ニュージーランド代表15人制17capと7人制9capを持ち、2022年からはトンガ代表にも選ばれています。

カップ戦を含めた主なキャリアとして、ニュージーランド州代表34cap、スーパーラグビー41cap、プレミアシップ104cap、ユナイテッド(旧PRO14)44cap。

ポジションは11番から15番までカバーできる万能選手。

2023年7月に花園で行われた「日本vsトンガ」にも15番を着て出場しています。

戦力分析

スクラム自慢も、経験値の高いロックはマリー ダグラスと大戸の2人、さらに3列は今年もクワッガ スミス頼みでは少し苦しいか?

庄司拓馬とリチャード剛に期待しよう!

バックスはブリン ホールとツイタマが残留しているので、昨年以上の成績をと思うのですが、サム グリーンと奥村の起用方法が気になります。

ツイタマが「カテゴリA」選手として出場できるので、タヒトゥア やピウタウの出場時間が増えそうです。

 

東京サンゴリアス

昨シーズン成績:12勝4敗(得点529 失点325 得失点204 トライ73)

新戦力

「とてつもない3人を獲得」としか言えないですね。

一人目、現役ウェールズ代表のガレス アンスコム

2019年のシックスネイションズで前十字靱帯を負傷し、W杯日本大会への出場は叶いませんでしたが、2023年フランス大会に出場し23得点を挙げています。

ウェールズの司令塔と言えば、ダン ビガーの印象が強いですが、序盤で大量失点する試合や、敗戦濃厚な試合で闘争心を失うビガーよりも、アンスコムを司令塔に推すファンは多くいます。

ニュージーランド出身であり、同僚となるサム ケインとはU20でも一緒にプレーしています。

 

二人目、ニュージーランド代表のキャプテンとしてフランス大会に出場したサム ケイン

代表では主将でありながら途中交代が続き、さらに連敗のバッシングを浴び、W杯決勝でのレッドカードなど不運な印象が強かったですが、文句なしの一流選手。

今回はサバティカル契約なので、来年はチーフスに戻ると思います。

 

最後は、南アフリカ代表のチェスリン コルビ

代表では31試合で14トライを奪う、ワールドクラスのトライゲッター。

南アのスポーツサイトでは、年俸●億●千万円と報じられていました。

2019年に短期契約でトゥールーズに在籍した日野選手(静岡)と同僚でしたが、W杯決勝戦後に合流したため、一緒にプレーすることは出来ませんでした。

陸上300と400Mの世界記録保持者ウェイド ニーケルクの従兄弟であり、コルビも10秒70(100M)の記録を持ちます。

 

さらに!

ロックのサム ジェフリーズ(NECのサム ジェフリーズとは別人)を獲得。

代表入りが期待された2019年に膝を負傷し、クラブチームのスタッフとして働いていた苦労人。

一時は引退も考えたそうですが、2021年にブリストル・ベアーズに復帰し翌年にはイングランド代表に追加招集されました。

当時の代表ヘッドコーチであった、エディー ジョーンズさんは現サントリーのチームコンサルティングです。

 

そして、何と!

アルゼンチン代表の司令塔ニコラス サンチェスを開幕直後に獲得しました!!!

サンチェスと言えば、ラン・キック・パスの高いスキルだけでなく、守備もボールハントも超一流なスタンドオフです。

ショーン マクマーンを入れると「カテゴリC」は5人目です・・・。

 

発表では、ショーン マクマーンは選手選手登録されておらず、アンスコムに関しては抹消されたみたいです。

どちらも、コンディションの都合だそうですが、年間16試合しかないリーグ戦とプレーオフ2試合のために必要な補強なのでしょうか?

 

戦力分析

タタフが抜けた穴にノンキャップのヴニランギ(196cm / 117kg)や、大型バックスのカマナを起用しても大きな戦力になると期待しております。

2人とも「カテゴリA」選手なので、日本人枠としての出場が可能。

 

東芝ブレイブルーパス東京

昨シーズン成績:10勝6敗(得点558 失点394 得失点164 トライ75)

新戦力

昨季のシーズン序盤で早々と入団発表と会見を行った、ニュージーランド代表の司令塔リッチー モウンガの勇姿が日本で見られます。

日本でも、バレット(トヨタ)とのマッチアップが見れるなんて!

もう何も言うことは無いですよね!!

ちなみに、2011年以降のワールドカップで、ニュージーランド代表「10番」を着た選手は全員日本でプレーしています。(多分)

 

さらに!同じニュージーランド代表のシャノン フリゼルまでも!

リッチーと同じく2大会連続でワールドカップに出場しています。

ピッチ以外の場所で問題があったみたいですが・・・

 

さらに、さらに!マイケル コリンズを獲得しました。

ブルーズ在籍時代には、秩父宮の試合にも出場しています。

オタゴ高校からオタゴ大学に進み、州代表でも9年間をオタゴに在籍(71cap)し、主将も務めましたので、オスプレイズ(ウェールズ)への2年契約が決まった時には感謝と惜別の特集記事が出されました。

デビューした2012年のオタゴでは、ヘイデンパーカー田中史朗堀江翔太ジャスティン アイブスらとともにスコッド入りを果たしています。

カップ戦を含めた主な経歴は、スーパーラグビー50cap、ユナイテッド(旧PRO14)54capです。

ポジションは12・13・15番をカバーでき、どのチームでも主力選手として活躍してきました。

 

最後に南アフリカのライオンズからPJ スティーンカンプを獲得。

多くのキャリアはありませんが、U18・U20南アフリカ代表に選ばれ、ゴールデンライオンズの中心選手。

ポジションはロックですが、7番(ブラインド)を着ることもある大型フランカーです。

戦力分析

昨年3位の得点力にリッチーとコリンズが加わりタマニバルがフル稼働すれば上位喰いも?

コリンズは「カテゴリB」選手なので、厚みが増しそうですが・・・。

フォワードの支柱でもあるトッドの抜けた大きな穴、フリゼルにカバーできるのか?

徳永の「さらなる飛躍」に期待したい。

 

トヨタヴェルブリッツ

昨シーズン成績:8勝8敗(得点468 失点449 得失点19 トライ62)

新戦力

ブルーズの超主力選手でもあるトム ロビンソンを獲得しました。

あと一歩でオールブラックスと言われた、仕事量の多いハードワーカーです。

チーフス戦でレタリック(神戸)とやり合う毎度のシーンが、日本でも見られるかもしれないですね!

 

そして、あの二人。

アーロン スミスボーデン バレットのニュージーランド代表コンビ。

2人とも3大会連続でワールドカップに出場しています。

スミスは長期契約と報じられ、2023年がハイランダーズのラストイヤーと現地でも報じられていました。

バレットに関しましては、オプション付きの1年契約と推測され、24年以降はブルーズ復帰も含めて交渉中と本人が発言しています。

 

国内移籍組として、現役日本代表のシオサイア フィフィタを獲得しました。

戦力分析

オールブラックス代表コンビ2人とフィフィタの加入により、得点力アップに期待できるも、長年インパクトプレーヤーとして活躍した伊尾木が引退し、アラダイスとローンチブリーの守備力を失ったカバー選手が見当たらない。

ですが、バレットとステフ デュトイの世界最優秀選手がフォワードとバックスにいるのは贅沢の極み!

 

花園近鉄ライナーズ

昨シーズン成績:1勝15敗(得点297 失点854 得失点-557 トライ41)

新戦力

2016年にウェリントンでの活躍が認められ、2017年2月のサンウルブズ戦でデビューした、ハリケーンズのジェームス ブラックウェルを獲得。

2018年はチーム最優秀選手も受賞し、3年契約の最終年を終え近鉄に移籍。

2018年から昨季まで、ハリケーンズの主力選手として活躍し続けている本職のロックです。

スーパーラグビー74cap、州代表30capを持つ「カテゴリB」選手となります。

戦力分析

昨季のリーグ最多失点を解消できる補強も無く、移籍したフィフィタをカバーする選手もプラス材料も見つからない。

ただ、ジェド ブラウンが「カテゴリA」選手となり、昨年以上に出場時間が増えると思うので、この点ではプラスかな?

 

クーパーを活かすなら12番にバショップをと思っていましたが、既に退団していました。

 

三重ホンダヒート

昨シーズン成績:8勝2敗(得点358 失点185 得失点173 トライ51)

順位決定戦:1勝1敗(得点42 失点61 得失点-19 トライ5)

新戦力

ハイランダーズからミッチェル ハントを獲得しました。

2015年のニュージーランドU20代表で活躍しましたが、クルセイダーズではモウンガの控えとして出番が少なく経験を積めませんでした。

ハイランダーズに移籍した2020年からは、スタンドオフのポジションを勝ち取り52capも上積みし、主力選手として活躍。

主な経歴は、スーパーラグビー97cap、州代表75cap、2020年の代表セレクションマッチ(北島vs南島)にも選出されています。

 

国内移籍組では、テビタ リー(サントリー)とヘイデン ベッドウェル=カーティス(三菱重工)が加入。

戦力分析

フォワード1列にバッソン、2列にモスタート、3列にマテーラとカイポウリ、さらにベッドウェル=カーティスまでがいれば、格上相手にも十分戦える戦力。

バックスもテビタ リーが加わり、バンクスと藤田が昨年同様の活躍をすればリコーや神戸に競り勝てるかもと期待しています。

心配は?

W杯で負傷したマテーラと、ミッチェル ハントのキック精度かな?

一度外すと連鎖反応をおこすので、僅差の試合展開では・・・です。

 

三菱重工相模原ダイナボアーズ

昨シーズン成績:4勝11敗1分(得点360 失点609 得失点-249 トライ45)

新戦力

25歳にして、ノーサンプトン(プレミアシップ)リーグとカップ戦の合計100capを持つジェームス グレイソンを獲得。

13歳からクラブチームの育成メンバーに選ばれていた超有望選手。

同じチーム、同じポジションにダン ビガーがいたので控えからの出場もありましたが、「ビガーの後継者」と言われていました。

イングランドU20代表に選ばれ、ベン アールらと共に世界選手権に出場しています。

ただ、直近のシーズンでは疲労骨折の影響により、5試合(先発3 / 控え2)しか出場記録がありません。

 

国内移籍組では、トヨタから吉田杏ジャック ストラトンを獲得。

戦力分析

リトルがチームを去った昨季は攻撃に面白味が無く、地味なチームに思えましたがジェームス グレイソンの加入で雰囲気が変わればと思います。

ただ、スタンドオフにはトゥームアがいるので起用方法が気になります。

吉田と坂本の日本人3列、ヘモポとスティーンカンプの2列が機能すれば失点を減らせると期待しています。

 

横浜キヤノンイーグルス

昨シーズン成績:10勝4敗2分(得点588 失点321 得失点267 トライ84)

新戦力

2017年に横浜で行われた日本vsオーストラリア戦で代表デビューを果たしたマシュー フィリップを獲得。

W杯フランス大会にも2試合出場した、現役オーストラリア代表選手(31cap)です。

主な経歴は、フランス(TOP14)13cap、スーパーラグビー76cap、2016年からの2年間在籍したフォースでは近鉄のマシレワと一緒にプレー。

戦力分析

昨年の快進撃の立役者達は残留しているので、大きな補強はありませんでした。

コリー ヒルの抜けた穴にはフィリップがカバーでき、練習試合ではマフィの出場もあったので、十分すぎる戦力が整っていると思います。

不安材料があるとすれば、デクラークの使い過ぎと1列が若干弱いかなぁ?

 

ブラックラムズ東京

昨シーズン成績:6勝10敗(得点414 失点384 得失点30 トライ57)

新戦力

経験値の高い選手の獲得は発表されませんでした。

戦力分析

パディー ライアンが残留したのは安心材料。

2列目にはストバーグやグッドヒューなど経験値の高い選手と、3列には昨年ブレイクしたアマト、そしてネイサン ヒューズがいれば、フォワードの戦力は十分すぎる。

ただ、バックスはルーカスとハドレー パークス、そしてマッガーンの3人同時出場が不可能だと思うので、攻撃的なメンバーで80分間戦えないのは大きなマイナスか?

と思ったら、マッガーンの出場カテゴリが「B」から「A」に変わり、日本人枠でプレーできます。

 

リーグワン(ディビジョン2)新戦力とチーム分析

入れ替え戦で敗れた清水建設と、不祥事を起こした日野自動車はディビジョン3に降格し、代わってNTTドコモと九州電力が昇格しました。

開幕節:2023年12月09日(土)
最終節:2024年03月31日(日)
順位決定戦:2024年4月20日(土)から5月5日(日)

順位決定戦後に昇格と降格の入れ替え戦が行われます。

浦安D-Rocks

昨シーズン成績:10勝0敗(得点507 失点153 得失点354 トライ74)

順位決定戦:2勝0敗(得点79 失点40 得失点39 トライ11)

新戦力

イングランド出身のレビ ダグラスを獲得。

ポジションはロック、2015年にバースアカデミーを経てプレミアシップデビューを果たしました。

カップ戦を含めた主な経歴は、プレミアシップ51cap、フランス(TOP12)3cap、2021年からはフランスD2のグルノーブルで主力として30capを獲得しています。

 

そして、スクラムハーフにアイルランド出身、アメリカU20代表歴を持つカール キーンを獲得しました。

浦安がパートナーシップ契約をしている、メジャーリーグラグビーのシーウルブズに所属する将来有望な選手です。

現地のサイトでは守備力の高い選手として紹介されていますが、2025年シーズン終了までシーウルブズの契約が残っているとも書かれていましたので、期間限定の留学選手なのでしょうか?

 

国内移籍組では、浅原 拓真(プロップ)、田村 煕(スタンドオフ)、サム ケレビ(センター)と契約しました。

戦力分析

スコッド58人中22人が外国出身選手、今期もディビジョン2では圧倒的な戦力を揃えています。

契約を残したまま引退した、元スコットランド代表のレイドローは、アシスタントコーチに就任しました。

まだサインを貰っていないファンは急ぎましょう!

ワラビーズの仲良しコンビ、ケレビとフォラウが最後に同時出場した試合は、2018年11月24日のイングランド戦でしたが、5年が過ぎ再び二人のプレーを日本で見られるなんて嬉しすぎますね!

 

グリーンロケッツ東葛

昨シーズン成績:3勝13敗(得点295 失点640 得失点-345 トライ45)

新戦力

ナミビア代表のティアン スワネポールの獲得を開幕1ヶ月前に発表。

ポジションは10番・15番をカバーでき、フランスW杯では22得点を記録。

2020年に所属していたライオンズでは、スーパーラグビー開幕戦を先発フルバックで出場し、シーズン終了後に3年契約を勝ち取りました。

その後、コロナの影響もあり2021年は1試合(12分)しかプレー機会がありませんでしたが、翌年はユナイテッドラグビー初参戦する新生ライオンズのスタンドオフとして14試合に出場しています。

目の肥えた南アフリカ人も驚く、超ロングキッカーです。

 

国内移籍組では、サム ジェフリーズが6年ぶりに復帰しました。

戦力分析

頼れる3列、カモカモが退団しました。

No,8はイシレリ マヌに託すのだろうか?少し心配ですね!

バックスはトム マーシャルの残留と、マリティノ ネマニが「カテゴリA」選手に変更されたことがプラス材料かな?

マーシャルは、もう少し早く投入した方が・・・と私は思います。

 

レッドハリケーンズ大阪

昨シーズン成績:11勝1敗(得点488 失点236 得失点252 トライ76)

新戦力

オーストラリア(フォース)からブライス へガティーを獲得。

ポジションはスタンドオフ、またはフルバックをカバーでき、過去に豊田自動織機(2015年)、リコー(2018年)に在籍していました。

カップ戦を含めた主な経歴は、スーパーラグビー111cap、プレミアシップ15cap、オーストラリア州代表10cap、トップリーグ15cap。

国内移籍組では、トヨタからマイケル  アラダイスと、サントリーからブレイク ギブソンを獲得しました。

戦力分析

日本人枠で出場できるシオネ  アフェムイに1列を任せられるかがポイント。

アラダイスの加入で2列に厚みが増し、3列のジョシュ フェナーとブレイク ギブソンが機能すればD1入替戦圏内も期待できる?

ただ、ディビジョン2で戦うだけの補強は、バックスには無かったと思います。

 

日本製鉄釜石シーウェイブス

昨シーズン成績:2勝8敗(得点245 失点485 得失点-240 トライ35)

順位決定戦:1勝(得点38 失点10 得失点28 トライ5)

新戦力

188cm 125kgのフリン イェーツ(タイトヘッド)を獲得しました。

スーパーラグビーの出場記録はありませんが、マナワツ(州代表)の超主力選手であり、将来有望な大型プロップです。

マナワツでは、釜石に在籍していたブレッド キャメロンや、サンウルブズで活躍したジェイソン エメリーとチームメイトでした。

 

パナソニックに在籍していたハミッシュ ダルゼル

ポジションはロック、ニュージーランドU20代表歴を持ち、ブルーズとチーフスではスコッド入りを果たせませんでしたが、2021年にクルセイダーズのスコッドに選ばれ1試合(vsワラターズ)に出場。

昨季はニューヨーク(メジャーリーグラグビー)に在籍し8試合(先発7 控え1)に出場、州代表はカンタベリーとオークランドの2チームに在籍し35capを獲得。

サム ホワイトロックの従兄弟です。

 

戦力分析

イェーツの加入でスクラムが安定すれば失点は減る?

バックスではヘンリージェイミーがトヨタから移籍し、スタンダーとベイリーがフル稼働すれば得点アップに期待できる。

ただ、規律に多少問題のある選手が数人・・・。

 

九州電力キューデンヴォルテクス

昨シーズン成績:9勝3敗(得点397 失点226 得失点171 トライ58)

新戦力

イングランド出身のショーン ロビンソンを獲得。

22歳の時にイングランド学生選抜に選ばれ、翌年にファルコンズとプロ契約しプレミアシップデビュー。

その後もチームの主力となり、2度の契約延長をしています。

20-21年シーズンはチームキャプテンを務め絶好調のシーズンを送り、イングランド代表に招集されましたが、トレーニングキャンプで膝を負傷しキャップ獲得は叶いませんでした。

 

フォワードにニュージーランド出身のアーロン キャロルを獲得。

主な経歴は、スーパーラグビー6cap、州代表21cap、フランス(D2)41cap、ポジションはロックと6・7・8番をカバーできます。

昨季までの2年間を在籍していたフランス2部のUSカルカソンヌでは、ドコモに在籍していたニック グリックとチームメイトでした。

そして!何と!!

2023年2月の試合では、12番を着て80分フル出場した記録が残っています。

 

国内移籍組では、トム テイラーと契約。

戦力分析

トム ロウの退団は大きな戦力ダウンかと思われましたが、ロビンソンとキャロルの2人で十分に補えます。

アレックス拓也の成長にも期待。

バックスではフィル バーリーの安定したゲームコントロールと、キック精度が高く攻撃的なテイラーが1シーズン機能すれば、昇格入替戦圏内も狙えるのでは?

 

豊田自動織機シャトルズ愛知

昨シーズン成績:6勝4敗(得点297 失点315 得失点-18 トライ42)

新戦力

イングランド代表歴を持つフレディー バーンズが2シーズンぶりに復帰します。

再復帰までの間に、ハイランダーズでの経験も積み9cap獲得しています。

主な経歴は、イングランド代表3cap、プレミアシップとカップ戦を合わせて216cap、フルバックもカバーできますがスタンドオフが本職。

 

国内移籍組では、チャンス ペ二タレニ セウが加入しました。

 

戦力分析

昨シーズン終了後に、多くの主力選手が退団した影響が心配です。

圧倒的なラン能力を持つチャンス ペニの獲得は、得点力不足を解消する起爆剤になるか!

 

リーグワン(ディビジョン3)新戦力とチーム分析

開幕節:2023年12月09日(土)
最終節:2024年05月05日(日)

上位チームはディビジョン2チームとの入れ替え戦が行われます。

クリタウォーターガッシュ昭島

昨シーズン成績:5勝7敗(得点365 失点373 得失点-8 トライ50)

新戦力

ロックとブラインドサイドをカバーできるジンバブエ出身マイク ウィリアムズを獲得。

プレミアシップ11年間で4チームに在籍し127cap(カップ戦+37cap)を獲得した超ハードワーカーです。

2016年にイングランド代表に招集されましたが、腕の骨折から代表に残れませんでした。

同じ初招集組の中にはネイサン ヒューズ(リコー)も選ばれていました。

2019-20シーズンに在籍していたバースでは、フレディー バーンズ(豊田自動織機)とチームメイト。

 

さらに、イングランド代表9capを持つピアーズ フランシスを獲得。

デビューはエディンバラ(Pro12)、その後はスーパーラグビーに挑戦しブルーズで24capを獲得。

ブルーズに在籍していた2017年に代表招集され、6月のアルゼンチン戦に22番を着て代表デビューを果たしました。

カップ戦を含めたプレミアシップ総キャップ数は104を持ち、2019年W杯日本大会にも、12番を着て1試合(vsアメリカ)出場。

ブルーズ時代には、テビタリー(ホンダ)やマッガーン(リコー)、マレサウ(元トヨタ)などと一緒にプレーしていました。

 

国内移籍組では、ホセア サウマキを獲得。

戦力分析

4シーズン在籍したトム イングリッシュが退団しましたが、まさかのサウマキ!

近年には見られなかったクリタの大補強!今シーズンの意気込みが感じられます。

 

清水建設江東ブルーシャークス

昨シーズン成績:3勝7敗(得点151 失点336 得失点-185 トライ19)

順位決定戦:1敗(得点10 失点38 得失点-28 トライ1)

新戦力

何といってもリマ ソポアンガの獲得はビッグニュース!

ニュージーランド代表17cap、サモア代表4cap、ハイランダーズ74cap、ワスプス53cap、リヨン29cap、超ハイクラスなスタンドオフです。

ハイランダーズ時代には田中史朗(NEC)とチームメイトであり、同時出場した最後の試合は、2016年4月30日(10節)ブランビーズ戦、後半ラスト4分間だけですが一緒にプレーしています。

この試合にはハイランダーズに、アッシュ ディクソン(NEC)やアーロン スミス(トヨタ)、クレイグ ミラー(パナ)が、ブランビーズにはマット トゥームア(三菱重工)が出場していました。

ちなみに、11節・12節・14節にも2人は試合に出場していますが、同じ時間帯でのプレーは見られませんでした。

 

そして、イングランドU20代表歴を持つジョシュア バシャムも獲得。

プレミアシップのデビューは(vsグロスター)先発6番でフル出場、若干18歳7か月でした。

翌年に学業を優先させるためにチームとの契約を断り、進学を選びましたが大学選抜でも活躍した選手です。

2020年にニューカッスルと3年契約を結び、22試合に出場。2022年からはロンドンアイリッシュに移籍しましたが、チームの破綻から日本でのプレーを選択。

 

国内移籍組では、トム ロウ(九州)とサム チョンキット(三菱重工)を獲得。

戦力分析

失点の多さを新加入のバジャム、移籍組のトム ロウとチョンキットの3人で変えられるか?

攻撃ではケイン ハミントンとソポアンガは、ハイランダーズでも3年間ハーフ団を組んでいたので、息の合った早いパス回しが見られそうです。

 

中国電力レッドレグリオンズ

昨シーズン成績:2勝10敗(得点226 失点449 得失点-223 トライ33)

新戦力

今シーズンは、4月に大学卒選手を4人獲得しました。

戦力分析

国内リーグ8年目、チーム唯一のプロ契約選手であり、唯一の外国人選手でもあるエドワード カークに期待しましょう。

10月に第3子(チャールズ君)が誕生しました。

 

日野レッドドルフィンズ

昨シーズン成績:1勝9敗(得点124 失点208 得失点-84 トライ18)

戦力分析

チーム不祥事の翌シーズンとなるため、多くの主力選手が退団。

外国人選手の補強は無し、6人の日本人選手が移籍してきました。

 

スカイアクティブズ広島

昨シーズン成績:3勝9敗(得点231 失点423 得失点-192 トライ32)

新戦力

清水からナッシュ タイ(LO)、神戸からボーディン ワッカ(SO)、日野からジョセファ リリダム(WTB・CTB)、3人が国内移籍。

戦力分析

ワッカとリリダムの加入で得点力を上げられるか注目。

 

今期(2023-2024)からカテゴリAに変更された選手

年齢は開幕戦が行われる2023年12月9日時点

チーム選手名ポジション年齢
クボタオペティ ヘルPR25
クボタデーヴィッド ヴァンジーランドLO23
神戸ティエナン コストリーNo,823
静岡マロ ツイタマWTB27
近鉄ジェド ブラウンFL32
近鉄ジョシュア ノーラWTB27
三菱重工エピネリ ウルイヴァイティLO27
リコーマット マッガーンSO30
NECマリティノ ネマニCTB32
織機ジョネ ケレビHO25
織機タマ カペネLO24
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