2年間在籍したブルズでも、タフでナイスガイなプレーは、チーム1の人気選手でした。
スーパーラグビー50cap、カーリーカップ(ブルーブルズ)ではキャプテンも勤めた頼もしい選手。
今期サンウルブズのキャプテンを務めるヴィリー ブリッツとは、2007年からの同じチームでプレーしていました。
2013年に南アフリカ代表のメンバーに選ばれましたが、テストマッチの出場経験はありません。
そのため、2019年のワールドカップには日本代表として出場できる可能性があります。
ただし、南アフリカ代表のツアーに参加していたことから、日本代表入りが認められない可能性もあります。
この当時から、
丁寧なファンサービス、紳士で人柄も良く、日本文化にも慣れ親しむラピースは、日本代表を意識してプレーしているとコメントしています。
また、南アのラグビー誌では、
「彼が日本代表入りすれば、ワールドカップはキャプテンを務めるべきだ」
「彼が日本のキャプテンなら2015年よりも手強いチームになる」
「ラブスカフニのいる日本代表チームなら、ベスト8進出も難しい事ではない」
ラピースの人間性と、キャプテンシーを称える多くの記事がありました。
ターンオーバーとタックル成功率も高く、守備力の高いオープンサイドは、サンウルブズの攻撃パターンも増え、得点力もアップするのではと思います。
ピーター ラピース ラブスカフニ Pieter Lappies Labuschagne
出身地:南アフリカ(プレトリア)
生年月日:1989年1月11日
身長:189cm
体重:105kg
ポジション:FL No,8
ラグビーキャリア
南アフリカ国内
2007 – 2010 フリーステイト・チーターズ ユース
2011 – 2014 フリーステイト・チーターズ
2015 – 2016 ブルーブルズ
クラブチーム
2012 – 2014 チーターズ(RSA)スーパーラグビー
2015 – 2016 ブルズ(RSA)スーパーラグビー
2016 – 2024 クボタ(JPN)トップリーグ
2018 – 2019 サンウルブズ(JPN)スーパーラグビー
代表
2007 – 2008 南アフリカU19
2009 – 2010 南アフリカU21
2013 – 2013 南アフリカ
2019 – 2023 日本
ラピース 南アフリカでの活躍
「要求すれば、それ以上の結果に応えてくれる選手」
「そんな選手はほかに見当たらない」
ハードワークでチームの勝利に貢献するアマチュアチームのコーチが語った言葉です。
U21までの世代別代表に名を連ね、当時のフル代表監督であったマイヤー氏も「南アフリカの新たなプレースタイルに最も適した選手」「彼が代表入りすることは南アフリカにとってグッドニュースだ」と称えました。
チーターズで活躍し続けた2013年。
ラピースは大学に通いながらスーパーラグビーに出場し、シーズン終了後の6月に代表スコッド入りを果たしました。
この年のスコッド初選出メンバーには、ウィリー ルルーやステフ デュトイ、そして現在代表主将を務めるコリシなど錚々たる名前が!
スコッド入りからの2年間は、代表キャップを獲得することはありませんでしたが、日本行きを決断しなければ・・・
後の本人コメントで、「私が代表入りするには、少し体か小さかった」
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