まず始めに!
ボーデン バレットの前所属チームは「ブルーズ」、ペレナラは「ハリケーンズ」です。
決して「オールブラックス」ではありません。
スタンドで自慢げに話している「そこの、あなた!」
大きな声で話していると、恥をかきますよ!
ラグビー観戦で目立つ「にわかファン」の問題点と解決策
とにかくマナーが悪い!
後ろの席や端の席から、平気で中央の空いている席に移動してくる。
「再入場禁止」を理解していない!
アルコールを持ち込む!
場内スタッフに怒鳴る・・・
そして、
「にわかファン」の中に多いのは、やたらとプレー解説を一緒に来た人に話したがる。
それ!
止めたほうが良いと思います!大半は間違っていますよ!
聞いているコッチが恥ずかしい・・・
ボールを蹴った選手に対して「チャージ」するのは、「オブストラクション」ではなく、「レイトチャージ」です。
モニターに映し出されたリプレーを見て「オブストラクションやー」「完全にオブストラクションやー」って連呼していましたが、レフリーのジェスチャーをよく見ろ!
世間はそれは「レイトチャージ」と呼んでいるんだ!
さらに多い間違えは、「ジャッカル」の使い方!
まぁ別に良いのですが、せめてジョージ スミスを知ってうえで使って欲しいです。
そんな事よりも、「ジャッカル」=「ターンオーバー」なのですが、相手選手に覆いかぶさるプレーに何でもかんでも「ジャッカル」って叫ぶのも恥ずかしいですよ。
「ターンオーバー」と思いきや「ノットロールアウェイ」「シーリング」「オフ フィート」「オーバーザトップ」さらに、タックラーによる「ホールディング」やラック成立後に「ハンド」などのペナルティーを犯しているかもしれないので、非常に複雑なのです。
ラグビーのルールは難しいですよね!
ラックやラインアウトからの「オフサイド」を見極めるなんて、私は理解するまでに2年かかりました。
なので、「にわかファン」かもしれない人は、小声で呟くことを推奨いたします。
目の肥えた「本物ファン」に笑われないように・・・
「にわか男子」と「素人女子」観戦のギャップ
初デートや気になる女性をラグビー観戦に誘うときは慎重に!
ルールも選手も知らない女子に、隣で「今のはノックオン」「今のはオフサイド」って説明しても、聞かされている人はチンプンカンプン・・・理解できないし退屈なだけです。
飲み屋での実話
「友人の男性から花園に誘われて、初めてラグビー観た」と言う女性と、話す機会がありました。
試合開始前までは、すごく楽しみにしていたけど、試合が始まると隣でルールの説明を延々聞かされたそうで、途中からスマホいじっていたそうです。
やたら「ノックオン」と「ジャッカル」を連呼していたのか、今でも耳に残っていると言ってました。
しかも、その男性は明らかな「にわかファン」らしく、選手の名前は「ペレナラ」「マピンピー」しか知らないのか、他の選手名を呼ぶことは最後まで無く、試合途中に何度か「今の何が悪いの?」ってペナルティの質問しても、「ゴメン、今見てなかった」とか「今のは難しいな」とか曖昧な返事が・・・。
その日、何度かプレーに対する質問をしたけれど、答えが返ってくることは無かったみたいです。
初ラグビー観戦だったので、「有名選手を見たり」「トライ」や「タックル」に一喜一憂したかったけれど、残念な男性だっと言い放ち、二度とラグビー観戦はしないと決めたそうです。
そうなんです!
私も過去に何度か、ラグビーを見たことのない、ルールも知らない人を試合に連れて行きましたが、質問されるまでは私から説明しないようにしています。
そして、「おぉー」「あの選手デッカイなぁ」「痛そう」など、同じように共鳴しながら観戦するようにしています。
そうすると、帰りの車内で「また行きたい」って言ってくれるのです。
ラグビー「にわかファン」脱却のための心得とステップ
「にわかファン」から脱却したい方、本気でプレーを楽しみたい方は?
やはり、有料チャンネルの加入が一番の近道です。
と言うより、それしかないと思います。
ラグビー部のマネージャーになる手もありますが・・・
民放だけでは、大学ラグビーを入れても年間10試合くらいしかないし、プレー解説が少ないので勉強するには物足りないですね。
ただし、NHKの副音声で現役審判による、ルール解説は勉強になります。
ルール解説は、大学ラグビーだけだと思いますが?
昨年までは有料CSチャンセルのJ-sportsで、海外プロラグビーリーグ「スーパーラグビー」や、強豪国の対戦が楽しめる「4か国対抗戦」、さらに日本国内の「トップリーグ」と「学生ラグビー」も視聴できました。
しかし、2021年から「スーパーラグビー」と「4か国対抗戦」はWOWOWでの中継に変更されています。
2つの有料チャンネルを契約するのはコスト大ですよね!
それでも、ラグビーのプレーやルールを学ぶなら、「J-sports」だけでも十分な内容が揃っています。
何しろ「トップリーグ」は、全試合放送されるので!
さらにワンランク上を目指すなら、WOWOWに加入してスーパーラグビーや4か国対抗戦を見てください。
トップリーグに在籍している多くの外国人選手は、スーパーラグビーのチームから移籍してきます。
その選手達を一足先にチェックすれば、より一層ラグビー観戦が楽しくなります。
WOWOWでは、ヨーロッパ最大の代表定期戦「シックス ネイションズ」も視聴することができるので、短期間だけでも契約してみる価値はあると思います。
さすがにヨーロッパの選手名を覚えるには時間がかかりますが、とにかくレフリーの判断が早い!
TMOをあまり使わないし、見た時の判断も早い!
時にはARからの報告を受け、TMO無でイエローを出すなんてこともあります。
ただ、微妙なプレーにTMO確認せず「トライ」を与え、中継のリプレーを見ると明らかな「ノックオン」なんてシーンも2021年のシックスネーションズでありましたが・・・
そして何より嬉しいのは、実況と解説者は「J-sports」も「WOWOW」も同じ人なのです。
普段から聴きなれている人の方が良いですよね。
「シックス ネイションズ」(明け方4時頃)からの生中継があり、同日の14時からトップリーグの生中継を解説(ダブルヘッダー)をカバーした大西将太郎さんの解説は、選手説明もルール説明も分かり易く面白いのでお勧めです。
ルールを知ればラグビー観戦が10倍楽しくなる理由
ラグビーは、サッカーやバスケと違ってルールが非常に複雑!
毎年ルール改正が行われ、応用知識も必要です。
もちろん、ファン歴5年以上の人でも「ルールはさっぱり」な人は多いと思います。
「ラグビーはルールを知らなくても楽しめる」と、元代表選手がテレビで言っていましたが、ルールが分かれば10倍楽しめます。
選手名鑑を片手に、テレビを見て勉強すれば、選手の顔と名前も同時に覚えられますし、スタジアムに足を運び生観戦すれば、映像には映らない角度から見ることもできます。
関西人なら!オススメは花園!!
試合開始(約1時間)前になると、練習グラウンドに向かう選手達を間近に見ることができます。
「●●選手~、頑張って」って声を掛けると、手を振ってくれたり、カメラに向かってポーズをとってくれたり、嬉しい一時を感じられます!
より早くルールを覚えるには、有料チャンネルが近道ですが、プロ化になれば民放での放送も増えるかもしれないし、意外と身近な知り合いにラグビー通が居るかもしれませんね?
とにかく、ラグビーを好きになり応援し続けてください。
Enjoy Rugby!
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