スーパーラグビーは、2022年から大きく変わります。
アロテアロアとAUに参戦していた10チームに加え、新たに2チームがエントリーされました。
もちろん、サンウルブズの名前はありませんが・・・。
今まで日本チームの参戦を快く思っていなかった南アフリカは南半球のリーグから撤退しました。
今後、日本ラグビー協会の本気度を示せば、復帰できる可能性はあると思います。
と、信じたい。
スーパーラグビー パシフィックの概要をご紹介していきます。
スーパーラグビー パシフィック まとめ |
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スーパーラグビー パシフィック / Super Rugby Pacific
開幕年となる2022年の全日程が発表されました。
オープニングマッチは、モアナ パシフィカ vs ブランビーズ戦です。
第10節では、全12チームがオーストラリアAAMI パークで試合を行います。
選手やファンに好評であれば、翌年以降も12チームのツアーを実施する可能性があるらしいです。
開催期間
開幕戦:2022年2月18日
決勝戦:2022年6月18日
15週間のリーグ戦 + プレーオフ3週間
参加チーム
モアナ パシフィカ(オークランド)
フィジアン ドゥルア(フィジーとニューサウスウェールズ)
ブルース(オークランド)
クルセイダーズ(クライストチャーチ)
ハリケーンズ(ウェリントン)
チーフス(ハミルトン)
ハイランダーズ(ダニーデン)
ワラターズ(シドニー)
ブランビーズ(キャンベラ)
レベルズ(メルボルン)
レッズ(ブリスベン)
フォース(パース)
試合形式
レギュラーシーズン
全チーム総当たり(11試合)と、ダービー要素を含む地域戦(3試合)の計14試合。
各チーム7試合のホストゲームが確保され、R7からR9の期間に1週のバイウィークが設けられています。
勝ち点は、勝4点・分2点・7点差以内の負1点
ゴールデンポイント方式
後半終了時点で同点の時は、前後半10分間の延長戦になり、先に得点したチームの勝利。
敗戦チームにもボーナスポイント「1」が与えられ、延長戦でも無得点の時は「引き分け」となります。
レッドカード
選手が退場してから20分経過すると、控え選手を出場させることができ、再び15人でプレー可能となります。
プレーオフ
上位8チームがノックアウト形式によるトーナメント戦。
ベスト8の組合せは、(1位vs8位)(2位vs7位)(3位vs6位)(4位vs5位)
2020年シーズンまでのスーパーラグビー詳細はコチラをご覧ください。
新チームの紹介
フォースを除外して、トンガとサモアの2チームを加える噂もありましたが、結果は下の通り。
近い将来、単独でトンガとサモアのチームが結成されればと、期待したいです。
モアナ パシフィカ / Moana Pasifika
本拠地:ニュージーランド(オークランド)
ホームスタジアム:マウント・スマート・スタジアム
(収容人数は常設26,500席、最大35,000席)
チーム誕生の理由
2020年12月5日、マオリオールブラックス対戦相手として、1試合限定で結成されたチームです。
翌年、スーパーラグビーのフォーマット改変などの理由により、一時的なリーグ参加を認めると発表。
2021年7月12日、放映権などの収益分配の合意に至り、正式参加が認められました。
チームは、トンガとサモアを中心にフィジーやクック諸島などの太平洋諸国出身の選手で構成されます。
主な契約選手
オーストラリア代表
セコペ ケプ、クリスチャン リアリーファノ
サモア代表
レイモンド レイ ニウア、ジャック ラム、ヘンリー タエフ、トマージ アロシオ、ネリア フォマイ
アシスタントコーチには、日本でのプレー経験もあり、サンウルブズも率いたフィロ ティアティアさんと、サンウルブズや日野で活躍したパウリア マヌさんです。
昨年NTTドコモを退団したリンカーン マックラウチは、チームの司令塔として期待されています。
フィジアン ドゥルア / Fijian Drua
本拠地:フィジー(オークランド)
ホームスタジアム:ANZ スタジアム
(収容人数は常設4,000席、最大15,000席)
チーム誕生の理由
オーストラリアで開催される、ナショナルラグビー・チャンピオンシップの出場を目的に、2017年7月チームを発足。
同年8月16日、フィジーラグビー協会により正式結成された、国際プロチームです。
大会結果は9チーム中3位(リーグ3勝3敗・プレーオフ1勝1敗)
大会終了後も、ナショナルラグビーチャンピオンシップ(NRC)に出場していましたが、コロナの影響により2020年からは対外活動がありませんでした。
モアナ パシフィカより一足早く、2021年4月にスーパーラグビーの参加が正式に認められています。
チーム編成は、フィジー出身とそのルーツを持つ選手のみ。
主な契約選手
カッコ内はフィジー代表数
マナサ サウロ(43cap)マス ドロコロ(10cap)ネマニ ナグサ(16cap)スルペペリ ヴラリカ(12cap)
現役代表選手は、全員ヨーロッパのチームと契約しているので「0人」ですが、上記以外にもセブンズ代表選手が多くいます。
また、2018年から3年間ホンダでプレーした、ヘイデン カーの加入が発表されました。
ヘイデン カーはフィジーにルーツを持たない唯一の選手です。
ニュージランドチームはタレント不足
言うまでもなく、日本流出が止まらないのです。
SNSだけでなく、ローカル紙やスポーツサイトなどにも、チームの主力を引き抜く日本チームに対して、懸念と嘆きのような文字が見られます。
過去にはオタゴのローカル紙に、サンウルブズは「育成を放棄したチーム」と書かれたことがありましたが・・・。
余談ですが・・・
アルゼンチン現役代表のパブロ マテーラが、クルセイダーズと1シーズン契約しました。
2022年10月からはスタッド・フランセ(フランス)に復帰する予定ですが、私にとっては今年一番の驚きです。
果たしてテレビ中継はあるのか?
2021年12月1日現在では、「WOWOW」「J SPORTS」どちらも中継予定は無いみたいです。
アロテアロアを中継した「WOWOW」も、日本人選手の出場予定が無い来期の中継はなさそうですね?
もし、「WOWOW」が決まれば、1月末頃に発表があると思います。
緊急速報
「WOWOW」放送決定!
毎節2試合は、実況と解説付きで独占放送されます。
ありがとうWOWOWさん!
2022年以降も「継続して放送」お願いします!
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